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職員勉強会(1月)

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毎月行われているスタッフミーティングで勉強会を実施しています

1月は、言語聴覚士から食事の形態についての講義とスタッフで考察を行いました

 

「嚥下(えんげ)」とは?-食べ物や水分を口内でかみ砕き、飲み込んで胃に送ることです

「嚥下障害(嚥下の過程が上手く行われない)」は、加齢や神経疾患、脳梗塞後遺症ほかで見られます

 

今回の勉強会では、嚥下調整食分類2013(日本摂食・嚥下リハビリテーション学会より)をもとに、各カテゴリの実際をサンプルで学びました。何が飲み込みにあたり危険なのか、注意すべきことは何なのかを目で見て、手で触れて把握しました

 

「嚥下」については、患者さんやご家族にその重要性を伝えることが、とても難しい事項です。スタッフもしかり

 

しかし、嚥下は大げさでなく「生きること」に直結する最重要事項ですから、とにかく事故が起きないよう、日々努めています。今回は、実物や数値で確認し、スタッフ個々の感覚による差異が無いようにすること(共通認識)ができました

 

その後、日々の昼食提供において、スタッフが難しいと感じていること、事例などをあげ、言語聴覚士、管理栄養士、医師等を交えて話し合いました。デザートの問題、海藻類、ごはんの粘り等々、あげれば山ほど!日頃の不安をクリアに出来、有意義な時間となりました

 

 

ご自宅でのお食事には、病院や施設と異なり、在宅生活ならではの事情(金銭面、3度の食事の支度の労、嗜好)もあります。それらも踏まえて、より患者さんが安全に楽しくお食事ができるよう、私たちも工夫して知恵を絞って向き合っていきたいと考えます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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